タクヤ吠える!

ねんねこ家閉店の一番の理由である【タクヤの雄叫び】。その原因はアルツハイマーだけではないかもしれません。知人から紹介を受けた猫専門の獣医師に行ってきました。

タクヤとサンキチの血液検査をお見せすると「この二匹とも年の割に腎臓が悪いとはいえませんね」と言われました。

「え、え~?!!」

てっきり二匹とも腎不全だと信じて来たのに?これ迄のお爺ちゃん獣医にも、

「22才と18才の雄猫が腎臓が悪く無いわけないよ」

…と言われ続けて居ました。

 

今回のブログを立ち上げたのは、少しでも皆さんの猫の介護のためになればという思いからでした。偏らず真実を追求していこうと【中庸】を目標にしたので、久々の血液検査にも行ってきました。

もし、アルツハイマーが原因で雄叫びをあげて居たのなら、どんどん病状も悪化して、ところかまわず吠えまくるため、お客様にご心配をおかけしないためにも、閉店もやむなしと、思っていました。

まだ二匹とも底を見せていないのに、私から命の幕引きをしようとしていました。【よいとこ取り】をしてたのは私かもしれません。余命を宣告された人の親族が、勝手に早々とお葬式の準備をしているのを思い出しました。

タクヤのあの独特のキャラが病気によるものだとしたら、其れはそれで少々ショックですが、飼い主の思い込みで猫の可能性を諦めてしまっていたようです。それはスマホを頑なに拒否し続けて自分の可能性を閉じ込めて居た私と被りました。

柔らかく、しなやかに、しかも強かな猫にはまだまだ教えられます。

 

猫の可能性を信じて、最後まで猫に託します。

 

 

ねんねこ家店主 クバミエ

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