【猫を家で看取る】

サンキチの点滴を見守り順番を待つタクヤ
サンキチの点滴を見守り順番を待つタクヤ

 

閉店休業まで三ヶ月を切りました。

そんな中で お盆前より老猫タクヤとサンキチの急激な体力低下と老衰から来る腎不全の悪化、 この猛暑は人間だけでなく小さな命も脅かしています。

本来なら そうゆう状態の二匹をお客様の前に出すのは酷だと思います。が、ねんねこ家が店舗である前に【家】であり、彼等にとって【住処(すみか)】で有ることを優先して 最後までありのままのねんねこ家を閉店まで続ける決心をしました。

思い返せば昨年マサヒロ(タクヤの弟)が20才で亡くなったのも8月12日でした。

一昨年の8月には25才のミクロを亡くして居ます。

老猫だけではなく生き物とってこの8月は凶器です。

本来なら 閉店後にねんねこ家の25年間を纏めたブログ【猫の玉手箱】を開始するつもりで居ましたが、 今こそがその時の様に思います。

何より皆様に 二匹を永い間可愛がって頂き
ねんねこ家を愛して頂き
現状を報告する義務が有るように思えました。

皆様に二匹の病状を報告し、同じような境遇の猫達の闘病のご参考になれば、~楽しくて可愛くて綺麗事だけでは済まない、生き物を飼うことのエンディングを共有するのもねんねこ家、最終章に相応しい終わり方だと思えました。

それより、何より皆様が二匹の復活を祈って頂けたら、【奇蹟の復活】も有るかもしれません。何よりの力になるはずです。

 

喫茶席の一卓を診療台にして、点滴せざる得ない状況は喫茶店としては批判に値しますが、私の家であり、私の猫であり、店が家に戻ったと柔軟に考えて頂けたら幸いです。  

因みに 点滴は今後は鍼灸師でもある私自身がやっていきます。
いつか 世界中の愛猫家のお役にたてれば幸いです。

【猫を家で看取る】此れが私のねんねこ家最終章になります。

 

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